筑波大学における学生活動の記録を調べたい
はじめに
筑波大学には主に学内向けに学生の手によって執筆、出版された定期刊行物や図書がある。
これらは様々な困難に直面し続けられなくなってしまい、忘却されていくものも少なくない。そのため、在学していたときの学生や今の学生には必ずしも知られている訳ではないものが多いようである。大学は数年で人が入れ替わる。 ただ、先輩方の活動の記録がそのまま忘却されていくことは大変にさみしい。これは単にぼくが当時の文化や空気を吸い込んだ文章が好きだからさみしいのである。
だから、網羅的であることにこだわらずに自分が知っているものだけでもパスファインダー風に書き記しておくこととした。 そして、より多くの人が先達の情熱の結晶を知るきっかけとして、または風変わりな人間がいち早く資料に当たれるように、このページが少しでも貢献できればいいなと淡い期待をしながら書いている。
また、このページを閲覧するにあたって注意していただきたい点がある。
- パスファインダー風とはいうものの、公共図書館などが制作するものとは異なり、作者の主観は時折入っていること。
- 当時学生であった時点で調べた情報をまとめたものであり、最新の情報を反映しきれているわけではないこと。
- 「国立大学法人 筑波大学」時代(2004-)と「筑波大学(1970-2004)」時代の文献を中心に記載している。ただし、図書館情報大学などの今の筑波大学の系譜に繋がる組織の、同様の記録を追記する場合もある。
また、認識に誤りがある点、誤字脱字については私のSNSまで連絡してほしい。
キーワード
筑波大学 全学学類・専門学群代表者会議 学園祭闘争 紫峰会 学類誌 東京教育大学 筑波学生新聞 筑波大学新聞 筑波ジャーナル
定期刊行物から調べる
筑波大学内で編集に学生が関わっていた定期刊行物は少なくとも以下がある:
- 筑波大学新聞
- 筑波学生新聞
- 筑波ジャーナル
- 学類誌
- Campus
- 雙峰祭パンフレット
他にもT-Act周りが年次で報告書を出しているかとは思うが、後でまとめる。
筑波大学新聞
ここで取り上げられる新聞である筑波大学新聞、筑波学生新聞、筑波ジャーナルの3つの中では唯一現存する新聞である。
昔のことは詳しく知らないが今は大学の広報組織の1つになっている。東大新聞をはじめとする多くの学生新聞とは違い、大学当局の組織から独立していないことが筑波大の特徴的な点かもしれない。
- 2001年から現在までのバックナンバー: https://www.tsukuba.ac.jp/about/public-newspaper/
筑波学生新聞(1982-2007?)
現存しない新聞。 中央図書館の本学関係資料室にバックナンバーが縮刷版として数冊所蔵されている(https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/book/1513723 など)。 つくばリポジトリにも資料があるが(http://hdl.handle.net/2241/00162065 )、学外からのアクセスができなくなってしまった。
彼らのサイトによれば、筑波大学新聞の関係者が大学と何らかの対立し、それを経て設立されたようである。 刊行されていた当時は大学の売店や近所の店などで購入できたらしい。
著者の主観ではあるが、基本的な論調としては大学に対して批判的である。しかし、批判的とはいっても大学の不便な点(売店が閉店する)などを取り上げて指摘するなど、割と正論を述べている印象。 一方で、池(今では「学費」と呼ばれている)の鯉を食べたら除籍、という都市伝説など硬軟織り交ぜた内容になっていることもある。
なお、2026年に創刊した同名の「筑波学生新聞」との関係は不明である。
筑波ジャーナル
現存しない新聞。中央図書館の本学関係資料室にバックナンバーが縮刷版として所蔵されている。
学類誌
学類誌とは、学類生有志が集まって作られる定期刊行物である。 開学した頃からその文化はあったらしい。 昔は文理問わず様々な学類に編集部があったようだが、いまやcoinsのWORDとklisのMILKしかない。 また、MILKとMASTは図情大と筑波大の合併以降、(ナンバー学群からの再編を経て)今の学類が誕生した後に創刊されたようである。
バックナンバーは大学中央図書館 本学関係資料室にある場合とない場合がある。 図書館に所蔵されて資料としては以下がある。
- 知識情報・図書館学類誌「MILK」https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/book/1560310 中央図書館本学関連資料室、図情図書館
- 情報メディア創成学類誌「MAST」https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/book/1526662 中央図書館本学関連資料室、図情図書館
- 社会学類誌「そおしあーる」https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/book/1934310 中央図書館本学関連資料室
- 農林学類誌「りんりんのうりん」 https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/book/1517656 中央図書館本学関連資料室
インターネットからバックナンバーを取得できるものには以下がある:
- 知識情報・図書館学類誌「MILK」 https://milk.klis.tsukuba.ac.jp/
- 情報科学類誌「WORD」 https://www.word-ac.net/backnumbers/
- 何故かWORDは図書館のOPACに登録されていないが本学関連資料室にはある場合がある。
一方、図書館と比べてWORD編集部室内のほうが所蔵数多そうな予感もする。
学類誌の歴史については、WORD第51号内の「学類誌今昔物語」に細かに記載されている。 春日エリア向けにも書いておくと、WORDの当該号は一応国立国会図書館のサイトでも読める(館内限定だが)。
Campus
全代会(全学学類・専門学群・総合学域群代表者会議)が出している定期刊行物。 基本的には全代会の活動を広報するためのものであるが、最近では学生生活を題材とした特集を組んだ号や、やど祭、学園祭などに合わせて刊行された号もある。 当初は、全代会が会議であつかった内容、議事録を広報するために出されていたようで、今よりかは硬派だった?と考えられる。
中央図書館本学関連資料室に一部と、全代会の部屋にも所蔵されている。
- 「Campus」全学学類・専門学群代表者会議広報委員会 https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/book/1517240
雙峰祭パンフレット
学園祭実行委員会が雙峰祭(学園祭)開催日付近になると毎回頒布しているパンフレット。 図書館の蔵書にはないようだが、学園祭実行委員会にはバックナンバーがあるようである。
本から調べる
基本的には中央図書館 2Fにある本学関連資料室に筑波大学に関連する資料はまとまっている。
紫峰会『とりあえず筑波大学課外活動十年史』
サークルの分裂統合消滅などが年表になっている。
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/354443
全代会30年史
学園祭闘争をきっかけとして全代会が設立され、30年を迎えた際に作成された資料。
https://web.archive.org/web/20221030121934/http://www.stb.tsukuba.ac.jp/~zdk/files/30thRecord.pdf
インターネットから調べる
更新履歴
- 2026-08-04 雑に公開、エモい気持ちになってしまい大加筆
- 2026-08-18 細かい部分の修正